ナフサショックで家づくりはどう変わる?住宅価格・納期・会社選びの注意点
最近はニュースを見ても、値上がりや供給不安という言葉を聞く機会が本当に増えましたよね。
物価の上昇、物流の不安定さ、先の見えにくさ。
そうした流れは住宅業界にも影響しています。
今住宅会社が頭を悩ませている「ナフサショック」について、あなたの家づくりにどう関係してくるのかをお話ししたいと思います。
最近、よく耳にする話題のが「ナフサショック」です。
一般の方からすると、「ナフサって何?」「それって家づくりと関係あるの?」と思いますよね。
普段の暮らしの中で聞く言葉ではないので、そう思うのが自然だと思います。
でも実はこのナフサ、住宅に使われるいろいろな材料の「もと」になる、とても大事な存在なんです。
そして今、このナフサをめぐる価格上昇や供給不安が、住宅会社にじわじわと重くのしかかっています。
この「ナフサショック」について、「これから家を建てる人にどんな影響があるのか」という目線で、わかりやすくお伝えしたいと思います。
まず、ナフサというのは石油から作られる中間原料のようなもので、これをもとにプラスチックや樹脂製品、塗料、接着剤、断熱材などが作られるそうです。
つまり、家そのものに「ナフサ」という名前で使われるわけではなくても、家づくりに必要なさまざまな部材の裏側で深く関わっているんです。
たとえば、断熱材、設備配管、接着剤、塗料、シーリング材、住宅設備の一部部品など。
ぱっと見では木の家づくりの中心に見えるかもしれませんが、実際にはこうした石油化学由来の材料がたくさん使われているのです。
だからナフサの価格が上がったり、供給が不安定になったりすると、その影響は一気に住宅業界へ広がっていきます。
しかも厄介なのは、「これ一つだけが高くなる」という話ではないことです。
いろいろな部材が少しずつ上がる事。
あるいは、値段はすぐ変わらなくても納期が読みにくくなる。
そういう小さな問題が、現場ではじわじわと積み重なっていきます。
感覚だと、「材料が上がるのか?コロナショックにウッドショックについでまたか?」と思うかもしれません。
もちろん値上がりそのものも大きな問題です。
が、
今回は、現場で本当に怖いのは、そこだけではありません。
もっと怖いのは、「材料が入らない」「設備の納期が延びる」「予定していた工事が止まる」「代替案を探さなければならない」といったことが続いて、家づくり全体の流れが崩れてしまうことなんです。
家づくりは、一つの部材だけで進むものではありません。
基礎があり、木工事があり、断熱工事があり、設備工事があり、内装があり、たくさんの工程が順番につながっています。
だから、どこか一つが遅れると、その後ろに控えている工程まで影響してきます。
たとえば、ユニットバスが入らない。
するとその周辺の工程も見直しになります。
接着剤や断熱材の納期が不安定になる。
すると、施工のタイミングをずらしたり、別の材料を検討したりする必要が出てきます。
そういう調整は、表からは見えにくいですが、現場ではかなり神経を使う部分です。
つまりナフサショックは、単に「材料が高くなる話」ではなく、家づくりの予定や段取りそのものを狂わせる可能性がある問題なんです。
そして、ここからがぜひ知っていただきたい大事なポイントです。
この問題で本当に怖いのは、値上がりや納期遅れが、お客様の不便で終わらないことです。実はそのしわ寄せは、住宅会社の経営にもかなり重くのしかかってきます。
家づくりが予定通り進めば、住宅会社は工程に合わせて売上を立て、支払いを回し、次の現場の準備をしていきます。
ところが、材料の欠品や納期遅れが増えると、現場は止まり、売上の予定もずれ込みます。
でも会社には、工事が止まっても毎月かかるお金があります。
社員の給料、職人さんへの支払い、事務所の維持費、車両費、保険料、借入の返済など、出ていくお金は待ってくれません。
しかも、契約済みの現場では、材料が高くなったからといって、その分を全部お客様にお願いできるとは限りません。
会社側が利益を削ってでも進める場面もあります。
これが一件ならまだしも、何件も重なると、会社の体力が持たなくなります。
ここに、今の住宅業界の本当の怖さがあります。
- 完成が遅れる。
- 着工が伸びる。
- 現場が止まる。
- 利益が減る。
- 資金繰りが苦しくなる。
そうなると、最悪の場合は会社そのものが立ち行かなくなるリスクも出てきます。
本来、家は契約したら終わりの商品ではありません。
きちんと着工して、途中で止まらず、無事に完成し、引き渡しが終わって、その後も長く付き合っていくものです。だからこそ、これから家を建てる方には「価格」や「見た目」だけでなく、「その会社が最後まで責任を持って進められる体力があるか」も見ていただきたいと思っています。
家づくりを考え始めると、どうしても間取りやデザイン、設備、金額に目が行きます。
それはもちろん大切な事です。
毎日暮らす家ですから、見た目や使い勝手にこだわるのは当然です。
でも、今のように外部環境が不安定な時代は、それと同じくらい「会社の健全性」も大切です。
どんなに魅力的な提案でも、途中で工事が進まなくなったり、会社の経営が苦しくなったりすれば、お客様の家づくりそのものが不安定になります。
たとえるなら、家づくりは長距離運転に近いです。
車のデザインがかっこいいことも大切ですが、それ以上に途中で止まらず、ちゃんと目的地まで走りきれることが大事ですよね。
住宅会社も同じで、見栄えのいい提案だけでなく、最後まで走りきれる体力があるかどうかが本当に大事なんです。
では、あなたは何を見ればいいのか。
正直、会社の財務内容を一般の方が細かく見抜くのは簡単ではありません。
でも、見えるポイントはあります。
まず一つは、都合の悪いことも正直に話してくれるかどうかです。
今は、材料の価格や納期が変わりやすい時代です。
そんな中で、「大丈夫です、問題ありません」といいことしか言わない会社よりも、「今はこういうリスクがあります」「この商品は納期が読みにくいです」「代替案ならこちらがあります」と先に説明してくれる会社の方が、私は信頼できると思います。
二つ目は、見積もりや契約の説明が丁寧かどうかです。
詳細な見積もり、一括見つもりになってないか?価格改定の可能性、納期の見通し、万一遅れが出た場合の対応。
こういった部分を曖昧にせず、きちんと説明してくれる会社は、現場でも誠実であることが多いです。
三つ目は、安さだけを前面に出していないかです。
もちろん、予算に合うことは大切です。
ただ、今の時代に極端な安売りを続けるのは、会社側や協力会社にかなり無理がかかるケースもあります。
あなたににとって本当に安心なのは、「ただ安い会社」よりも、「適正な価格で、最後まで責任を持てる会社」です。
普通は「少しでも安く建てたい」と考えますよね。
でも今のように資材価格や物流が不安定な時代は、「安さ」を追いすぎることが、結果的にリスクにつながることもあります。
完成までたどり着けない、引き渡しが大幅に遅れる、建てた後の対応が受けられない。
そうなってしまったら、最初の数十万円の差は小さく見えてしまいます。
だからこそ、
これからの家づくりでは、「いくらで建てられるか」だけではなく、「安心して任せられるか」という視点を持っていただきたいんです。
建徳としても、こういう時代だからこそ、見えないリスクまで含めてきちんと説明することを大切にしたいと考えています。
家づくりは、きれいな完成写真だけでは語れません。
実際には、材料の手配、工程の管理、見えなくなる部分の施工、万一に備えた調整、そういう地道な積み重ねで成り立っています。
そして、本当に大事なのは、完成のその先です。
引き渡して終わりではなく、その後も何かあったときに相談できること。
困ったときに「建てた会社がある」という安心感。
これも、会社の健全性があってこそだと思います。
ナフサショックという言葉だけ聞くと、どこか遠い業界の話に感じるかもしれません。
でも実際には、住宅価格、納期、工事の進み方、そして住宅会社の経営まで、じわじわつながっている現実的な問題です。
だからこそ、これから家を建てる方には、ぜひこんな視点を持っていただきたいと思います。
「この会社は安いか」だけでなく、
「この会社は今の不安定な時代でも、最後まで責任を持って家を完成させられるか」
この視点は、これからますます大事になってくるはずです。
家づくりは、一生に何度もあることではありません。
だからこそ、デザインや価格だけで決めるのではなく、完成までの安心、その後の安心まで含めて、会社選びをしていただけたらと思います。
建徳でも、そういう不安や疑問にひとつずつ丁寧にお答えしながら、見えない部分まできちんと積み上げる家づくりを大切にしていきます。
家づくりを考え始めたばかりの方も、今まさに比較検討中の方も、気になることがあればお気軽にご相談ください。
有限会社建徳(けんとく)は、群馬県沼田市を拠点に、前橋・高崎・渋川など県内全域で注文住宅を手がける工務店です。
私たちは、耐震等級3(許容応力度計算)と、高気密高断熱(目標:UA値0.28/C値0.3)を軸に、完成してからは見えなくなる部分(構造・断熱・気密・防蟻)まで丁寧に整える家づくりを大切にしています。
不安を煽るより、ちゃんと判断できる材料を増やす。
建徳はそこを一番大事にしています。
お家造りは分からない事だらけ。
少しでも気になったらlineにて質問ください。(しつこい売り込みはしませんのでご安心を)
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