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 群馬 高気密高断熱 高性能住宅 注文住宅

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.29 断熱等級6(BELS評価書)・C値 中間測定0.3 完成測定0.3

 前回の続

前回の寒波に続き今回も、日本海側は山地や山沿いを中心に、平地でも大雪のおそれがあるそうです。

車の立ち往生などの交通障害に注意が必要ですので、山間部に行かれる方はチェーンは必須ですよ。

大きな災害にならない事を願います。

さて、前回のブログで書いた、温度差の件ですが、地元の工務店仲間から、「ほんとうに~?」と言った声をちらほら頂いたので、補足します。

冬のメイン暖房は14畳エアコンの壁掛けを脱衣室に設置しました。

ここに設置する理由は、

浴室暖房も兼ねる

隣接するトイレも温める

洗濯物を早く乾かす

赤枠に温度計があり、23.3℃です。

エアコンの正面はリビングになっていて、赤枠のランマ部から暖気を取り入れ、オレンジ枠の天井部がスリットになっている場所と階段部で2階に暖気を上昇させています。

1Fキッチンでは、19.8℃。

2Fの寝室は赤枠に配置して19.8℃

2F子供部屋で北側窓に設置して18℃。

(窓付近はトリプルでもひんやりします。)

小屋裏のおこもりスペースは、見ずづらいですが19℃。

各室の温度差が少ないのは、高断熱はもちろんのこと高気密だからできるのです。

弊社は根拠を示すために、自社で無料にて測定をしています。

(C値競争はしていません!ヒューマンエラーを確認する為に行っていますが、結果としてお施主様に還元できてるのではないでしょか)

24換気もオリジナルで行っています。

空気を引っ張る事を意識しながら、高い熱交換器を導入せずにエアコン上部で緩和対策しています。

この仕組みは、ここではここまでとさせて頂きます。

気になる方は、

来月「住宅 相談会」を開催いたしますので、是非ご参加のほど宜しくお願い致します。

3月の全ての期間、実施予定です。

1日の予約は2組限定になり、AM、PM各1組様。

詳細は追って連絡いたしますが、予約希望の方は、下記の何れかでお申し込みくださいませ。

問い合わせフォーム

(LINEでのお問い合わせは下記を押してください)

・TEL 0278-23-7987

来社された方には、ガソリン代として、アマゾンギフト券を差し上げます。

見学会は現在、家造りをご検討中の方限定とさせていただきます。

建築中・建築済み・他社様と契約済みの方はご遠慮願います。1家族1回限り。

※※アンケート記入された方に温度計とギフト券をプレゼント

※※※ギフト券は後日郵送になります

2025/02/18  | ブログ,メモ,性能,日記

H様邸 新築工事 長期優良住宅 群馬 高気密高断熱 内覧会開催しました

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.29 断熱等級6(BELS評価書)・C値 中間測定0.3 完成測定0.3

 前回の続き

お施主様のご厚意により実現できた完成見学会。

大きな宣伝も特に行いませんでしたが、ご来場されたお客様、ありがとうございました。

開催期間中は利根沼田では大雪が降っていましたが、開催場所の高崎市では四日間、晴天に恵まれましたが、風が強く車から降りると突き刺す寒さ。

受付を済ませ室内に入ると、

「いい香り~」「あたたかい」と第一声を頂き、

エアコン一台の全室暖房に、

「本当に一台?」「どんな仕組みなの?」と疑問を持たれたお客様が多かったです。

期間中はエアコン周辺部が全体より2℃ほど高く、各室1℃前後の温度差で快適にすごせました。

脱衣室にエアコン、良いですよ~。

エアコンの風が直接当たらないので不快に感じず、24時間換気も特殊な施工方法で皆様、興味深々でしたね。

弊社がめざす、[未来型 住宅]は断熱気密はあたり前で、耐震・耐久・温熱・空間デザインを取り入れた「性能の先」を日々追及しております。

また、

当日体調不良でご来場できなかったお客様、時間が少なく説明不足だったお客様、予定が合わず申し込み出来なかったお客様。

来月「住宅 相談会」を開催いたしますので、是非ご参加のほど宜しくお願い致します。

3月の全ての期間、実施予定です。

1日の予約は2組限定になり、AM、PM各1組様。

詳細は追って連絡いたしますが、予約希望の方は、問い合わせフォーム又はlineにてお申し込み下さい。

LINEでのお問い合わせは下記を押してください

来社された方には、ガソリン代として、アマゾンギフト券を差し上げます。

見学会は現在、家造りをご検討中の方限定とさせていただきます。

建築中・建築済み・他社様と契約済みの方はご遠慮願います。1家族1回限り。

※※アンケート記入された方に温度計とギフト券をプレゼント

※※※ギフト券は後日郵送になります

2025/02/12  | ブログ,性能,日記,現場施工

H様邸 新築工事 長期優良住宅 群馬 高気密高断熱 内覧会開催

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.29 断熱等級6(BELS評価書)・C値 中間測定0.3 

 前回の続き

昨年の12/14のブログで階段の詳細をUPすると書いたので、ここで見せられる範囲で公開いたします。

まず、今回のouchiは総二階になり、延床104.34㎡の約31.5坪。

弊社は今後、高性能な小さなouchiをコンセプトと考え、検討している中での今回はプロトタイプです。

理想は25~28坪でこじんまりするが開放的、作り付けの家具+量販店の収納BOXの融合でちょうどいい塩梅を。

すこし大きくなってしまったのは、今後の課題です。

とは言っても、1.2階共に約16坪なので、弊社平均の坪数では38坪ぐらいでしたので、こじんまりしているので、スペースに限りがあります。

そこで考え付いたのが、階段スペースの有効活用。

かなり手間(時間)がかかりますが、3層の空間、すごくいい感じです。

まずは、図面です。

見ても分かりづらいですよね💦

最初は大工も理解に苦しんだ立体的な構造。

収まるのか?頭がぶつからない?仕上がりの想像がわからない等でした。

初めに取り掛かったのは最上部、おこもりスペースの床。

次にストリップの化粧階段。

柱を加工して段板が収まるので一発勝負なのです。

ここで大工さんの腕が試されますがお見事です。

若くて気が利くホープの千喜良君。

現場での収まりなども、不明な所があれば都度連絡をくれるのです。

図面だけではわからない事。

こういった気遣いがお互いで良いouchiを造ろうと愛着が持てる、大切なんですよね。

現場が終わって帰社すれば、翌日分の打ち合わせ「○○の所、どうします?」と必ず相談や助言をくれ、本来あたり前の事ですが、請負大工ではなかなかできません。

社員大工でいてくれて良かったなぁと、感謝いたします。

(後でご褒美をしてあげないとですね)

階段の右の収納庫は、

子供の五月人形やお雛様をしまったり、生活用品のストック、子供の隠れ家(笑)使い方次第で収納力抜群。

収納の上が1.5階。

小さなスペースは子供の好きな場所。

本を読んだり、ゲームしたり、笛を吹いたり、電子ピアノをひいたり、お子様専用空間。

キッチンからママも安心して見守れるように、壁の一部を格子に。

2階から2.5階のおこもりスペースに行く壁は、こんな感じ。

空調を考え上下格子にしたが、配線の納まりが悪い。

そこで、上部の化粧柱の中をくりぬいて、柱の中に配線を隠蔽してよい感じに。

ここがTVコーナーになり、床はダイケン畳を敷き第二のリビングになります。

その先の癒しの空間、おこもりスペースは男の隠れ家的な、特別な場所。

行けばわかる、何とも言えない空間。

たまりません。

実は冷房専用の空調室も兼ねていて、一台の壁掛けエアコンで各室を冷やす工夫をしています。

一つ一つ大工が手造りしたouchi。

質感、重量感が違います、パッシブ設計も取り入れた洒落たouchi 。

百聞は一見に如かず、是非遊びに来てくださいね。

詳しくはこちら

来年2月の第2週にて内覧会を実施予定です。

1日の予約は4・5組限定になります、見どころ満載の高性能住宅を気になる方はぜひ遊びに来てください。

詳細は追って連絡いたしますが、予約希望の方は、問い合わせフォーム又はlineにてお申し込み下さい。

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来場された方には、ガソリン代として、アマゾンギフト券を差し上げます。

見学会は現在、家造りをご検討中の方限定とさせていただきます。

建築中・建築済み・他社様と契約済みの方はご遠慮願います。

※※アンケート記入された方に温度計とギフト券をプレゼント

※※※ギフト券は後日郵送になります

2025/01/21  | ブログ,性能,日記,現場施工

H様邸 新築工事 長期優良住宅 群馬 高気密高断熱 内覧会開催

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.29 断熱等級6(BELS評価書)・C値 中間測定0.3 

 前回の続き

山間部では雪が降り続いていますが、沼田市は雪が積もってません。

しかし、風が強く体感温度は例年以上の冷え込みで、外仕事は顔が痛いです。

さて、高崎市の高性能住宅の現場では、2月の内覧会に向けて急ピッチに造作作業を進めています。

冷房専用エアコンの吹き出しの先は壁を格子状にする事で空気の流れをスムーズに行い、明りが抜けますので、小さなスペースが圧迫感を与えず、解放感がでて何とも言えない空間。

家族団らんのリビングは1.2階共に設置し、2階の床は音を吸収できるようにフローリングではなくダイケン製の畳。

寝転んだり、ジャンプしても大丈夫。

配線を隠蔽する為に柱をくりぬいて、あえて真壁に収め、いい感じに仕上がりました。

1Fリビングは存在感抜群の欅の大黒柱が有り、天井は綺麗なシナベニヤ貼り。

さあ、ラストスパートです。

来年2月の第2週にて内覧会を実施予定です。

1日の予約は4・5組限定になります、見どころ満載の高性能住宅を気になる方はぜひ遊びに来てください。

詳細は追って連絡いたしますが、予約希望の方は、問い合わせフォーム又はlineにてお申し込み下さい。

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見学会は現在、家造りをご検討中の方限定とさせていただきます。

建築中・建築済み・他社様と契約済みの方はご遠慮願います。

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2025/01/18  | ブログ,性能,日記,現場施工

H様邸 新築工事 長期優良住宅 群馬 高気密高断熱

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.29 断熱等級6(BELS評価書)・C値 中間測定0.3 

 前回の続

例年クリスマス頃にこの地域は初雪が観測されますが、今年は早いもので、もう2回ほど降りました。

まだ積もるほどではなく、朝方薄っすらと雪化粧になっている程度ですが、寒さは厳しい状況です。

さて、高崎市の高性能住宅の現場では、中間気密測定を終え、室内のボード貼りや造作工事に進んでいます。

2階の吹き抜けには、杉の板材を貼り、空気の循環ができるようにスリットを設けて施工。

なぜ、床にしない?そのまま吹き抜けで良いじゃん?と思われますが、

基本的な空調の考えは、

1Fエアコンを(今回は洗面脱衣室に設置)暖房メインの冷房は補助。

2.5Fにエアコンを設置し、こちらは冷房メインの暖房補助。

上の写真のスリットにて冷房の拡散に期待をしているのです。

なら、吹き抜けだけで十分と思われますが、

高性能住宅にした分予算がUPしますので、床面積を小さくしております。

よって吹き抜け部分がもったいない。

ただそれだけです。

2.5Fの.5とは小屋裏を有効活用して、旦那様の1人の空間場所。

旦那様のおこもり空間はその場に行けばわかる、なんとも言えない心地良さがあります。

冷房専用エアコンを設置しますので壁は格子状になり解放感をもった特別な空間。

すごーく手間がかかる今回の階段。

立体的に見ると3層構造になり、

1Fには収納スペースを造り、ちょっとした電子ピアノが置ける広い踊り場、そしておこもり空間。

見える柱(化粧柱)の切り込みや造作の数が多く、かなり悩んだと思います。

形にしてくれた、大工さんありがとうございます。

階段の詳細は、後日時間あればUPいたします。

外部も同時進行を行っていますので、外壁が貼り終え、雨仕舞のコーキングが終了し、外部点検を兼ねた掃除を行い、足場の解体です。

来年2月の第2週にて内覧会を実施予定です。

1日の予約は4・5組限定になります、見どころ満載の高性能住宅を気になる方はぜひ遊びに来てください。

詳細は追って連絡いたしますが、予約希望の方は、問い合わせフォーム又はlineにてお申し込み下さい。

LINEでのお問い合わせは下記を押してください

2024/12/14  | ブログ,性能,日記,現場施工

H様邸 新築工事 長期優良住宅 群馬 高気密高断熱

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.29 断熱等級6(BELS評価書)・C値 中間測定0.3 

 前回の続き

日が沈むのが早くなり、朝方は寒さを感じるようになりました。

外部の下地工事が終了しましたので、今度は室内の工事です。

ここで弊社ならではの施工方法を紹介します。

本来、雨が降っている場合は外部(壁)工事を中断して、壁内(室内)の断熱工事を行うと思います。

工程を円滑に進める為、あるいは請負大工さんの負担を減らす為に最も合理的な手段だと思います。

しかし弊社では、現場を休工にして弊社作業場で今後使用する造作の加工を行ったり、

時には、

他の現場の応援に行く時もあります。

材料加工はわかるでしょうが他現場の応援は理解ができませんよね?

なぜ、下地工事が終わるまで、壁内(室内)の断熱工事を行わないのかは、しっかりとビスが止まっているのか確認をしたいからなのです。

付加断熱が有り、その上に通気胴縁がありますので、長い専用のビスを使用するのですが、大工さんも人間です。

打ち損ねる事もあるんですよね。

だから、

目でしっかりと確認をしているのです。

是正で増し打ちを行い、打ち損ねたビスにはウレタン処理。

上の写真のように壁内断熱を優先すると、見えませんよね。

天候に左右されますが、たかが数本の打ち損じ。

されど数本の打ち損じになりますので、手間をかけてでも行っています。

社員大工だからこその融通が利くのです。

請負ではできません。。。

さて、室内工事ですが

断熱材を全て充填し終えたら、中間の気密測定を行います。

今回の気密測定の詳細は

金井のブログに記載されてますので、ご確認お願いいたします。

皆様にご紹介が遅れてしまいましたが、金井さんが入社しております。

お気づきの方もいたかと思いますが、8月よりブログも初めており、カテゴリ別では「豆知識」が金井の担当です。

毎週月曜日に配信し、主にお住まいのお役立ち情報を発信しております。

業界に染まってない純粋な彼女のブログは同じ目線で疑問点が見つかり、それを発信できたら、多少でも皆様のお役にたてると思います。

しかし、時には間違った情報もあるかもしれません(💦)

その時は遠慮なく「違うぞ」とお叱りください。

主な仕事内容は、広報全般と書類作成業務になりますので、ご契約されたお客様は顔を合わせる頻度が多くなります。

入社してまだ半年程度ですが、頑張り屋さんの彼女。

これからの成長に期待しています。

2024/11/02  | ブログ,性能,日記,気密測定,現場施工

H様邸 新築工事 長期優良住宅 群馬 高気密高断熱

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.29 断熱等級6(BELS評価書)・C値 中間測定0.3 

 前回の続き

只今構造見学会を開催中です。ご興味のあるあなた、ぜひ遊びに来てくださいませ。

さて現場では、工事がどんどん進んでいます。

弊社はボード気密工法を行っていますので各ジョイント部に気密処理を行います。

この段階で電気の配線とエアコン等の外壁貫通部にスリーブを入れます。

貫通部の処理が終わりましたら、付加断熱工事に入ります。

(壁内の断熱施工はまだまだ先になります)

付加断熱工事では安価なグラスウールを採用している工務店が多い中、弊社はなぜ板状の断熱材を使用しているのか?

グラスウールは水が天敵なので、施工が天候に左右され、尚且つ今後の養生が大変だからです。

また、この断熱材より優れた商品がありますが、採用しているのには秘密があるのです。

気になるあなた、構造見学会で待ってます。

ここで、3次防水を兼ねた気密工事をもう一度おこないます。

この処理によって雨漏れリスクや気密がより良くなる事を信じて行っています(笑)

貫通部は一回り大きく穴が開きますので、断熱欠損にならないようにウレタンを注入してから、余分な部分をそぎ落とし、処理します。

そして、2次防水の透湿防水シート貼りになります。

シルバーになっているので、遮熱効果もあるそうですが、あまり期待はしてません。

それよりも耐久性が従来品よりも優れているので、少し割高ですが、採用しています。

シートはタッカー止め(ホチキスの芯みたいな感じ)ですが穴をあけたくないので全てテープ止めです。

風に飛ばされないようピンと張ってテープで仮固定を行い、通気胴縁で固定。

ここを隙間空けない会社も見られますが、通気の確保の為あけてます。

後は仕上げの外壁工事になります。

2024/10/18  | ブログ,内覧会,性能,日記,現場施工

H様邸 新築工事 長期優良住宅 群馬 高気密高断熱

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.29 断熱等級6(BELS評価書)

 前回の続き

沼田市の2大イベント、8月の沼田まつりと9月の沼田花火花火大会が終了しました。

ドローンショー

弊社は両方とも携わらせていただいていますので、この2か月間。

いや、準備期間の4月頃から数えると、約5か月間💦毎年貴重な経験をさせていただき本当に有難いです。

今はセミの抜け殻状態です(笑)

さて高崎市の新築現場では、イベント事など関係なくどんどん進んでいます。

足場工事も終わり、雨養生もしっかりと。

屋根工事では、

1枚目の合板(野地板)のジョイントに気密テープを貼り、その上に断熱材を置き、ここでも気密テープを貼ります。

本来は必要ない処理ですが、リスクを減らす為です。

気密はもちろんの事、この断熱層が3次防水にもなるのです。

断熱材を敷き終えたら、通気用の垂木を専用ビスで打ち込み、1枚目の断熱材がずれないようにします。

その後、垂木間に2枚目の断熱材を敷きます。

ここで、2枚目の合板(野地板)を敷きます。

弊社の屋根工事は合板を2回に分けて施工するため、屋根工事が2倍の時間がかかってしまいますが、通気層も30㎜(本来の倍。)確保でき、耐久性の向上につなげています。

上棟式は平日に行いましたので、お施主様はお仕事があり、弊社のみで実施。

社員の働き方改革などで休日に上棟式だけを行うのも、難しくなってきています。

最近は上棟式を省略されてる会社もあると聞きます。

時代の変化で、様々なことに対応に追われますが、少しでも残せるならと、上棟式は弊社のみでも行っていきます。

上棟式を終えれば、屋根工事までしばらく期間が空きますので、養生をしっかりと行います。

以前は左の写真のように防水シート(ルーフィング)が飛ばないようにビスで固定していましたが、よくよく考えたら、万が一そこに侵入してしまった雨水を防ぐシートに穴を空けるなんて、まずいのでは?と思い、今では防水シート(ルーフィング)を敷かずにブルーシートで養生しております。

ルーフィングは2次防水なので、左写真のように、このままの敷き込みが施工が進み、養生のかわりにもなるので一石二鳥なのですが、

ここは、手間をかけてでも防水シート(ルーフィング)に穴開けはさせないようにしております。

H様ご家族様

上棟おめでとうございます。

昨今の経済状況で住宅価格が高騰し、尚且つ超高性能住宅。

建物をコンパクトにした結果、イニシャルコストを下げ空調がコントロールしやすく、快適なouchi。

空間を活用した間取り、弊社も愉しみです。

高気密高断熱住宅を推奨している会社が最近多くなってきましたが、弊社をHPで見つけ信頼してくれたH様ご夫婦。

その期待を裏切らないように、愛着を持って進めさせていただきます。

2024/09/20  | オリジナル,ブログ,性能,日記,現場施工

H様邸 新築工事 長期優良住宅

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.29 断熱等級6(BELS評価書)

 前回の続き

台風10号が日本列島を縦断するおそれがあります。

線状降水帯が発生して、大雨や暴風がすごくなり、土砂災害や川の氾濫など災害につながる可能性がありますので、十分に対策をし、万が一に備えてください。

さて高崎市の新築現場では、基礎工事が終わり、上棟に向け大工工事にバトンタッチ。

土台を施工する前にホウ酸系防蟻処理の「エコボロンPRO」を散布。

基礎工事中も土壌散布を行いW効果に期待しております。

散布状況

土台も敷き終え、

金物に赤い印が付いていますが、理由わかりますか?

施工ミスを防止するために、全箇所ねじを締めた所をチェックしているのです。

大工さんも人間ですから、間違いはおきます。

締め忘れがあれば、せっかくの構造計算も絵に描いた餅。

作業者全員の意識づくりと目視で管理できますので、手間がかかりますが、欠かせません。

次回は上棟になりまーす。

2024/08/27  | オリジナル,ブログ,性能,日記,現場施工

G2  注文住宅 高気密高断熱  完成見学会開催

長期優良住宅 耐震等級3(許容応力度計算) UA値0.36w/㎡k トリプル硝子 付加断熱 c値0.2

                  終了致しました

地元紙すみかクラブにて発刊されました、弊社紹介記事で載っていますのが、今週末行われる完成見学のouchiです。

まだまだ、空きがありますので、気になるあなた、ぜひ見に来てください。

しつこい売り込みはいたしませんのでご安心を。

予約状況の確認

見どころは

大開口サッシを設け眺望の良い2Fリビング

太陽熱を蓄熱する土間タイルと薪ストーブの暮らし

こだわりの収納棚とニッチ

階段下を有効活用するヌック  

オーダーキッチン

F-FURNITURE / 藤岡木工所 

オリジナル アイアン手摺

太陽光パネル一体カーポート

漆喰・無垢材・照明 等

書ききれません・・・。

お施主様の熱い想いやアイデアが随所に散りばめられたouchi。

百聞は一見に如かずです。

今後の家造りで参考になりますので、ぜひ遊びに来てくださいー。

問い合わせフォーム又は公式lineにて予約お願いします。

予約状況

2023/10/12  | ブログ,内覧会,性能,日記

M様邸 G2 新築 群馬県 注文住宅 高気密高断熱  K-style α 

前回の続き

長期優良住宅 耐震等級3(許容応力度計算) UA値0.36w/㎡k トリプル硝子 付加断熱 C値0.2

9月の中旬に入ったのに、残暑が厳しいですね。いつまで続くのか・・・。

さて現場では、タイベックシート工事の防水を紹介します

窓廻りに両面テープ

タイベックを貼る

更に片面テープを貼る

住宅の雨漏れの原因の1位は窓廻りですので、弊社はそこを重点的に行っているのです。

通常はサッシュのフィンと透湿防水シートが両面又は片面テープのみが推奨された施工方法なのですが、このテープも一長一短あり、

ブチル系両面テープは長期の粘着率は良いのですが、初期接着が弱く特に寒い日は入念にローラーで押さないといけません。

カッターの切れ味が悪いと繊維が残る

上の写真の様になると毛細管現象がおきやすいので雨漏れリスクが上がります。

それを防ぐ為に上から貼るアクリル系片面は頼りなるのですが、長期保持力が心配なので、弊社は2重で行っているのです。

続いて、壁内断熱工事になりますが、弊社は裸のグラスウール断熱材を標準仕様としております。

隙間なく入れたらその上にシートを貼る

何故、防湿も兼ね安価な袋入りを推奨しないのは、剛性が低い、筋交い部などは施工が大変、気密が取りにくい等が一般的ですが、私は熱橋の恐れがあるのではと考えているのです。

綺麗に施工ができたとしても、外側は必ず赤丸部の様に納まるので熱橋ができます。

袋入りグラスウール室内側

袋入りグラスウール 外側

総合的に考え仕入れ価格が少々高いですが、弊社は裸のグラスウールを推奨しているのです。

現場はどんどん進み、断熱材を全て入れた所で、気密測定を行います。

測定方法などの細かい説明は省きますが、C値は四捨五入で0.2になりました。

気密測定

中間気密測定も終わり、室内ボード貼り工事と外壁工事を進めいていきます。

2023/09/13  | ブログ,性能,日記,気密測定,現場施工

M様邸 G2 新築 群馬県 注文住宅 高気密高断熱  K-style α 祝上棟

前回の続き

長期優良住宅 耐震等級3(許容応力度計算) UA値0.36w/㎡k トリプル硝子 付加断熱

毎日毎日暑い。今年は雨が降らないので水不足の影響が農作物に出ない事を願うばかりです。

電気、ガソリン料金が高騰の中、更に作物も値上がりになれば、悲鳴だけではすまなくなります。

さて現場では、金物工事や耐力面材工事も終了し、社内チェックを行います。

適正場所に適正金具が付いてるか確認

耐力面材に指定ピッチで釘が打ってあるか確認

耐力面材は工法や壁倍によって指定釘や釘ピッチが違うのですが、ここは、大工さんだけでは間違えますので、特に入念に確認をします。

この外壁面は倍率は4.3倍なので、外周部を75㎜以下で釘止めになりますが、2.5倍の場所もあり、混乱しやすいのです。

沢山の釘を打ちますので、エアーなどの調整問題で釘がめり込む事が1軒に数十本から100本近くあります。

このまま作業が進んでしまえば、本来の耐力壁の役割をしないので、耐震等級にも影響がでてしまいます。

時間をかけて確認しめり込みがあればこのように増し打ちをさせます。

増し打ち

弊社は鉄砲釘の圧力を極力弱く設定し最後は金槌でたたく事をしていますが、それでも木材とエアーなどの問題でめり込む事があるのです。

めり込む事自体は是正すれば悪い事ではないのです。

続いて、無事に第三者機関の金物検査も終わり、電気配線工事になります。

今回のouchi の配線の量は2軒分以上になり、先行配線では電気工事士が普段なら2.3人ですが、今回は5人での作業です💦。

沢山の配線ですがこれでもまだ半分です

1Fにて配線図のチェック中

2Fにて配線図のチェック中

一部先行配線の様子です

続いて、外断熱工事になりますが、先に面材での気密処理を行い、その後に断熱貼りになります。

付加断熱、この後室内側にグラスウールの施工

断熱施工後は気密も兼ねた3次防水工事です。

この後に透湿防水シート張りになります。

2023/08/19  | ブログ,性能,日記,現場施工