[群馬でシロアリに強い工務店]新築住宅の寿命を延ばす秘訣
先週は梅雨入り後ぐずついた天気が続いていましたが、今週はうそのように、真夏日が続いて急な温度変化で体がついていけません。
熱中症対策には十分心がけてください。
さて表題の秘訣ですが、いきなり確信を言います。「壁の中の見えない部分まで丁寧に施工する」です。
ouchiを建てる際、見た目のデザインや間取りに目が行きがちですが、本当に家を長持ちさせるのは「壁の中の施工」です。耐震構造や高気密高断熱だけでなく、シロアリ対策・防水処理・断熱材の選定まで、見えない部分にこそ手間を掛けることで、新築住宅の寿命は大きく変わります。

なぜ「壁の中」が家の寿命を左右するのか?
・耐震(耐震等級3):接合金物や剛床工法は壁の内部構造に依存、適材適所に合う金物で壁内がしっかり組まれていないと、地震時に構造変形を抑えられません。
また些細な事かと思うかもしれないですが、ビス・釘が規定値以上、めり込み深さ等も重要なんです。
・高気密高断熱:断熱材や気密シートは壁の中の施工品質で性能が決まるため、隙間なく丁寧に入れることが必須。 壁内の気密シートは防湿層も兼ねていますので、連続する事が決めて。
・シロアリ対策:安全性が高く、効果が長い防蟻材を。
出回ってる防蟻材の多くは農薬系で効果は5年、すなわち5年しか持ちません。
耐震構造・高気密高断熱の基礎施工ポイント
- 構造金物の一つひとつチェック
- 筋交いや金物プレートの留め付け位置は基準通りか。
- ボルトのトルク管理で、揺れに強い下地づくり。
- 締め忘れor止め忘れがないかのチェック体制。
- 断熱材+気密シートの密着施工
- グラスウール、セルロース、硬質ウレタンなど素材に応じた施工方法。(弊社グラスウールと板状のポリスチレンを採用)
- 気密テープ・コーキングで継ぎ目を完全密封し、熱損失と結露リスクを低減。
3.シロアリ対策は「見えない箇所」を制する者が勝つ(弊社の場合)
- エコボロンPRO散布:柱・土台・間柱まで木部に浸透。揮発せず安全性も◎。
- アルトリセット200SC注入:基礎外周の地盤に全周注入し、シロアリの侵入経路を根本から遮断。
- W工法(二重防御):散布+注入を組み合わせ、見えない部分にまでバリアを張ります。
定期メンテナンスと保証で「安心の先延ばし」を防ぐ
- 10年保証+定期点検:永年無料点検で、壁内の劣化リスクを早期発見。
- メンテナンスプラン提案:外壁塗装、屋根点検のタイミングも含めたライフサイクルコスト管理で、長期的な資産価値を確保。
最後に
新築住宅の「家の寿命」は、目に見えない壁の内部施工で決まります。耐震・高気密高断熱・シロアリ対策・定期点検…どれも当たり前と思うかもしれませんが、その“当たり前”を丁寧に積み重ねることで、30年・50年先も安心して暮らせるouchiが完成します。
2025/06/21
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