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大工になりたい人、募集しています。

 建徳では現在、一緒に働いてくれる大工を募集しています。

採用ページ

大工というと、経験がないと難しいとか、手先が器用じゃないとできないと思っている方もいるかもしれません。

でも、最初から大工仕事ができる人なんていません。道具の名前も分からない、材料の名前も分からない、図面を見ても何が書いてあるのか分からない。最初はそれが普通です。

建徳でも、未経験からスタートした大工をこれまで育ててきました。

今回は、建徳の大工がどんな仕事をしているのか、そしてなぜ自社大工を育てることにこだわっているのか、少し書きたいと思います。

大工の仕事は、覚えることがたくさん

 大工の仕事は、木材を切って組み立てるだけではありません。

新築住宅はもちろん、リフォームやリノベーションなど、現場によって仕事内容も変わります。

特にリフォームでは、建物を解体して初めて分かることもあり、その場で考えながら仕事を進めなければならないこともあります。

また、今の家づくりでは耐震や断熱、気密、防水などの知識も必要です。

完成してしまえば見えなくなる部分も多いのですが、実はそういうところほど施工の丁寧さが大切だったりします。

見た目がきれいに仕上がっていても、見えないところの施工がいい加減では、長く安心して住める家にはなりません。

建徳が普段から大切にしているのも、そういった部分です。

もちろん、こうした仕事をすぐに覚えられるわけではなく、

建徳では、先輩大工と一緒に現場に入り、実際に仕事をしながら少しずつ覚えてもらっています。

必要に応じて職業訓練やテクノアカデミーなども活用し、現場だけでは学びきれない知識や技術も身につけていきます。

最初は掃除や材料の準備など、できることから始めて、徐々に道具の使い方や加工、施工を覚えていきます。

失敗することもあるでしょうし、なかなか思うようにできないこともあるとでしょう。

でも、大工は数か月で一人前になる仕事ではありません。

何年もかけて経験を積み重ねていくものですから、焦らず一つずつ覚えていってほしいと思っています。

建徳が自社大工にこだわる理由

 最近は、大工工事を外注する住宅会社も珍しくありません。

それ自体が悪いということではありませんが、建徳では昔から自社大工を大切にしてきました。

その理由の一つが、設計や現場管理をする人間と、実際につくる大工が普段から顔を合わせて仕事ができることです。

家づくりは、図面通りに進めればそれで終わりというものではないのです。

実際の現場では、細かな納まりを考えたり、施工方法を相談したり、場合によってはもっと良い方法がないか検討することもあります。

そんな時に、普段からお互いの考え方を理解しているというのは大きなことだと思っています。

そしてもう一つは、これまで先輩大工たちが培ってきた技術を、次の世代にも残していきたいからです。

建徳も長く家づくりを続けてきましたが、これから先も同じように丁寧な仕事を続けていくには、若い大工を育てることが欠かせません。

楽な仕事ではありませんが、面白い仕事です

現場仕事なので、夏は暑いし、沼田の冬は寒いです。

重い材料を運ぶこともありますし、覚えることもたくさんあります。

決して楽な仕事ではありません。

それでも、何もなかった土地に基礎ができ、柱が立ち、屋根が掛かり、少しずつ家が形になっていく。

自分が携わったお家が完成し、お客様の笑顔が見れ、その先も何十年と残っていくのは、大工という仕事ならではのやりがいだと思います。

ものづくりが好きな人、建築に興味がある人、手に職をつけたい人。そして、分からないことを素直に聞いて、一つずつ仕事を覚えていこうと思える人。

経験がなくても、大工の仕事をやってみたいという気持ちがあれば、ぜひ一度話をしてみたいと思っています。

建徳は群馬県沼田市を中心に、新築住宅やリフォーム、リノベーションなどを手掛けている地域の工務店です。

求人内容を見て少しでも気になった方は、まずは話を聞いてみるだけでも構いません。

実際の仕事や職場の雰囲気も知ってもらったうえで、考えていただければと思います。

お気軽にお問い合わせください。

採用ページ


Q. 大工の経験がなくても応募できますか?

はい。建徳では未経験からの大工育成にも取り組んでいます。最初から技術がなくても、現場で少しずつ覚えていける方を募集しています。

Q. 建徳ではどんな仕事をしますか?

群馬県沼田市を中心に、新築住宅、リフォーム、リノベーションなどの大工工事を行います。


お家造りは分からない事だらけ。

少しでも気になったらlineにて質問ください。(しつこい売り込みはしませんのでご安心を)

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有限会社建徳(けんとく) 群馬県沼田市を中心に、県内全域(前橋・高崎・渋川など)で耐震等級3・高気密高断熱(UA値0.28・C値0.3)の注文住宅を手掛ける工務店です。

2026/10/13  | ブログ,性能,日記

群馬に移住して家を建てるなら。

地元工務店だから思うこと

群馬、特に沼田への移住を考えている方もいると思います。

自然も多く、東京方面にも意外と出やすい地域ですが、実際にこの地域で家を建てるとなると、土地や価格だけでは決められません。

特に沼田は冬が寒く、雪も降ります。

同じ群馬県でも前橋や高崎とは条件が違うので、家づくりもその地域に合わせて考える必要があります。

沼田で50年家づくりをしてきた工務店として、移住して家を建てるならこんなところも見てほしい、という話です。

まず思うのは、

家は誰がつくっても同じではない。

ということ。

最近はUA値やC値、耐震等級など、住宅性能を調べてから家づくりを始める方も増えています。

建徳でも断熱気密・耐震は大切にしています。

ただ、数字が良ければそれだけで良い家になるわけではありません。

断熱材の入れ方や、窓・配管まわりの処理など、完成すると見えなくなるところをどう施工するか。

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こういう部分が、実際の暖かさや住み心地にも関わってきます。

図面や材料が同じでも、最後につくるのは大工や職人です。

建徳には自社の大工がいて、設計する人、現場を見る人、実際につくる人が近い距離で仕事をしています。

特別なことというより、昔からこういう家づくりを続けてきました。

だから住宅会社を選ぶときは、

「どんな家を建てるか」と同じくらい、「誰がつくるのか」も見てほしい。

と思っています。

それと、移住だからといって新築だけが選択肢ではありません。

群馬には中古住宅や空き家もあります。

建物の状態が良ければ、今ある家を活かしてリノベーションする方法もあります。

もちろん中古住宅なら何でも直せるわけではなく、耐震や劣化、断熱の状態は実際に見て判断する必要があります。

新築がいいのか、中古住宅を活かす方がいいのか。

最初から決めつけず、予算や建物の状態を見ながら考えればいいと思います。

そして、もうひとつ大事なのが建てた後です。

家は完成して終わりではありません。

何年か住めば、修理したり、手を入れたりすることも出てきます。

そんなときに、

「ちょっと見てもらえますか」

と言える会社が近くにある。

地元の工務店の良さは、こういうところにもあると思っています。

群馬・沼田へ移住して家を考えるなら、

地域を知っているか。
誰がつくるのか。
建てた後も相談できるのか。

そんなところも住宅会社選びのひとつにしてもらえればと思います。

新築にするか、中古住宅をリノベーションするか、まだ決まっていなくても構いません。

「沼田なら、どんな家が暮らしやすいんだろう」

そんなところから相談してください。


Q. 群馬・沼田へ移住する場合、新築と中古住宅リノベーションはどちらがいいですか?
→ 土地、建物の状態、予算、暮らし方によって変わるので、最初から新築だけに絞らなくてもいい。

Q. 沼田で家を建てるときに気をつけることは?
→ 特に冬の寒さや雪を考え、断熱・気密などの性能だけでなく、その性能を出す施工まで確認した方がいい。


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2026/10/07  | ブログ,性能,日記

「古い家は壊すしかない?群馬で考えるリノベーションという選択肢」

毎日毎日連日の雨。

またまた台風が発生しているけど、温暖化の影響でルートがいつもと違いますよね?

詳しい方誰か教えてください。


さて表題ですが、

家づくりを考えたとき、
まず「新築」を思い浮かべる方が圧倒的に多いと思います。

ただ、最近は建築費も上がっていますし、

「今ある家を直して住めないかな」
「実家を活かせないかな」
「古い家だけど、壊すしかないのかな」

という相談も増えています。

そんなときに一度考えてもらいたいのが、
リノベーションという選択肢です。

KODAK Digital Still Camera

■古い家でもリノベーションできる?

結論から言うと、
古い家でも、建物の状態によっては十分リノベーションできます。

実際、昔の家を見ていると、
太い柱や梁が使われていて、迫力がありまだ十分使えることもあります。

もちろん、古ければ何でも残せるわけではありません。

構造が傷んでいないか。
雨漏りしていないか。
シロアリ被害がないか。
耐震性はどうか。

こういったところを確認したうえで、

「残せるところ」
「直した方がいいところ」
「新しくした方がいいところ」

を分けて考えていきます。

建徳では、最初から「壊す」「残す」と決めるのではなく、
まず建物を見て判断します。

■リフォームとリノベーションは何が違う?

よく聞かれるのが、
「リフォームとリノベーションって何が違うの?」
ということです。

簡単に言えば、

リフォームは、古くなった部分を直したり交換したりする工事。

リノベーションは、造語と思ってますが、それに加えて、
今の暮らしに合わせて家そのものをつくり直していく工事
というイメージです。

例えば、

昔ながらの細かく分かれた部屋をつなげる。
寒かった家に断熱を入れる。
水まわりの位置を変える。
家事動線を見直す。
こうした工事まで行うと、
同じ家でも住み心地はかなり変わります。

■群馬の古い家で特に考えたいのが「寒さ」

群馬、特に利根沼田地域では、
冬の寒さをどうするかはかなり大事です。

昔の家は、
柱や梁はしっかりしていても、
断熱性能は今の住宅とは大きく違うことがあります。

なのでリノベーションするなら、
内装だけきれいにするのではなく、

壁や床、天井の断熱。
窓。
すき間。
暖房の効き方。

このあたりまで一緒に見直した方が、
工事後の満足度は高くなります。

見た目がきれいになっても、
「冬はやっぱり寒い」

では、少しもったいないですよね。

リノベーションは、大工の判断が必要な場面が多い

新築の場合は、
基本的に図面どおりにつくっていきます。

でもリノベーションは違います。

壁を開けてみたら、
想定していたところに柱があった。

床を剥がしてみたら、
傷んでいる部分が見つかった。

昔の施工方法で、
今の図面どおりには納まらない。

こういうことは普通にあります。

だからリノベーションは、
現場を見ながら判断できる大工の経験がとても大切です。

建徳では自社大工が施工しています。

「ここは残した方がいい」
「ここは補強した方がいい」
「この梁は見せた方が格好いい」

そんなことを現場で考えながら、
その家に合う形に直していきます。

これは、リノベーションの面白さでもあります。

新築とリノベーション、どちらがいい?

これは家によって違います。

建物の状態が悪ければ、
建て替えた方がいい場合もあります。

逆に、

構造がしっかりしている。
思い入れのある家を残したい。
実家を活用したい。
今の土地が気に入っている。
新築より予算を抑えたい。

こういった場合は、
リノベーションを検討する価値があります。

大事なのは、

「古い家=壊す」
と最初から決めないこと。

一度建物を見てから、
新築とリノベーションを比べても遅くありません。

群馬で古い家のリノベーションを考えている方へ

「築年数が古いけど大丈夫?」
「実家を直して住める?」
「どのくらい残せる?」
「新築と比べてどちらがいい?」

こんな相談でも大丈夫です。

建徳は群馬県沼田市を中心に、
利根沼田地域や群馬県内で、
新築・リノベーション・リフォームを行っています。

古い家だからといって、
すぐ壊す必要はありません。

使えるものは活かして、
これからの暮らしに合う家につくり直す。

まずは今の家がどういう状態なのか。
そこから一緒に見ていきましょう。


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2026/09/30  | ブログ,性能,日記

神社再建工事が進んでいます|大工の手仕事と木材加工を紹介

連日の雨模様で朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。

早朝は冷え込んでますので、風邪をひかないように体調に気をつけてください。


今回は、以前から進めている地元の神社再建工事について。

SNSではちょこちょこと載せていますが、ここでは紹介していませんでした💦

現場では、7月に地鎮祭を行い、まだ建物の形にはなっていません。

今は建徳の作業場で、大工たちが木材の加工を進めています。

私も作業場を見ていますが、普段の住宅とはやっぱり仕事の雰囲気が違います。

一本の木を前にして、墨を付けて、削って、合わせて。

「ここまでやるんだな」と、改めて大工の仕事の細かさを感じています。

■神社の再建工事では、どんな木材加工をするのか?

神社の再建工事では、柱や梁などの木材を建物の形に合わせて加工し、木と木がきれいに納まるよう、大工が細かく調整していきます。

普段の住宅では、なかなか見ることのない形の加工もたくさんあります。

ただ寸法通りに切れば終わり、という仕事ではありません。

木と木をどう組み合わせるのかを考えながら加工して、一度合わせてみる。

そして、少し削る。

また合わせてみる。

そんな作業を繰り返していきます。

もちろん今は、機械で加工できる部分もたくさんあります。

ただ、神社のような建物になってくると、全部が機械だけでピタッと終わるわけではありません。

最後の細かな納まりは、大工が実際に木を見ながら調整していきます。

ここは、見ていて面白いところですね。

■神社の木材加工は一般住宅と何が違う?

基本となる大工の技術は、住宅も神社も同じです。

ただ、神社には神社ならではの形や納まりがあります。

普段の住宅ではあまり出てこない加工があったり、一本一本の木材を細かく調整したり。

作業を見ていると、住宅とはまた違った技術が必要なんだなと感じます。

特に木造の建物は、図面の寸法だけでは決まりません。

実際の木を見て、どう使うのか。

どう加工するのか。

そこに大工の経験が出るのです。

■同じ木材でも、一本一本違います

木って、同じ種類でも全部同じではなく、木目も違えば、クセも違います。

少し反っていたり、加工してみると思っていたのとは違う動きをしたりすることもあります。

そこを見ながら、

「こっちを使おうか」

「もう少しここを落とそうか」

と、大工が判断していくんです。

図面に書いてある寸法は、もちろん大切です。

でも、それだけでは建物はできない。

今回の神社再建工事を見ていると、それがよく分かりますね。

役物の加工はだから面白い!!

■大工の仕事は、建て始める前から始まっています

完成した建物を見ると、どうしても屋根や柱、外観などに目がいきます。

でも実際には、そのずっと前から大工の仕事は始まっています。

手作業は本当に時間と手間がかかるのです。

木材を並べる。

墨を付ける。

切る。

削る。

合わせる。

そして、また調整する。

完成すると見えなくなってしまう部分ですが、そこにかなりの時間を掛けています。

今回の神社再建では、その工程が特によく分かります。

派手な作業ではありません。

むしろ地味です(笑)。

でも、この地道な仕事がなければ、現場で木を組み上げることはできません。

■社員大工がいる建徳だから、受け継いでいきたい技術

建徳には社員大工がいます。

普段は新築住宅やリフォーム、リノベーションなどの工事をしていますが、今回のような神社再建の仕事に携われる機会は、そう何度もあるものではありません。

だからこそ、完成させることだけではなく、この仕事を若い大工たちにも見てもらいたいと思っています。

先輩大工が、どこを見ているのか。

どう墨を付けるのか。

どういう順番で加工していくのか。

どこで「もう少し調整しよう」と判断するのか。

こういうものは、言葉だけではなかなか伝わらないのですよね。

同じ作業場で、一緒に仕事をしながら覚えていく。

大工の技術というのは、こうやって受け継がれていくものなんだと思います。

建徳としても、こうした技術はこれから先も大切に残していきたいですね。

■これから神社が現場で組み上がっていきます

現在はまだ木材加工の段階ですが、このあと加工した木材を現場へ運び、少しずつ神社の形になっていきます。

今、作業場に並んでいる一本一本の木が、現場でどこに納まるのか。

私も完成まで見るのが楽しみです。

作業場に伺うと、毎日違う加工をしていて新鮮でした。

神社再建や一般住宅もそうですが、どうしても完成した姿に目がいきますよね。

でも、せっかくなので建徳では、その途中の工程もできるだけ紹介してるのです。

家づくりでも神社でも、完成すると見えなくなってしまうところに、大工の仕事がたくさんあります。

これから建物が組み上がっていく様子も、またブログでご紹介します。

■神社再建工事について、よくある質問

Q. 神社再建では機械加工だけではできないのですか?

A. 現在は機械を使って加工できる部分も多くあります。ただ、木の状態や細かな納まりによっては、大工が実際に木を確認しながら手作業で調整する工程があります。

Q. 神社の木材加工は住宅と違いますか?

A. 基本となる大工の技術は共通していますが、神社特有の形状や納まりがあり、一般住宅ではあまり行わない加工が必要になる場合があります。

Q. 建徳では誰が神社再建工事を行っていますか?

A. 建徳の社員大工を中心に木材加工や現場作業を進めています。今回の工事は、若い大工が先輩の技術を間近で学ぶ機会にもなっています。


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2026/09/21  | ブログ,性能,日記

既製品にはない魅力。暮らしに合わせてつくる「造作」のある家

 沼田市の一大イベントの一つ、沼田花火ショーが無事に開催されました。

大会前日まで、秋雨前線の影響で雨が連日降っていて心配してましたが、なんとか打ちあがりましたね。

実行委員会の皆様、関係各位様、大変お疲れ様でした。


さて建築ブログですが、

家づくりを考えていると、「造作」という言葉を目にすることがあると思います。

造作とは、その家や場所に合わせて、大工が現場でつくる家具や空間のこと。

既製品の家具を置くのとは違い、寸法や使い方、周囲とのバランスまで考えながら、その家に合わせてつくることができます。

建徳でも、暮らし方や間取りに合わせて、さまざまな造作を取り入れています。

今回、建徳の大工が加工していた一枚の木材。

切って、削って、何度も合わせながら少しずつ形にしていき、完成したのは窓際のベンチでした。

既製品のベンチを置くのではなく、その窓、その場所に合わせてつくる。

寸法を合わせられるのはもちろんですが、造作の魅力はそれだけではありません。

「ここで本を読みたい」
「外を眺めながら、ちょっと休みたい」
「家族が自然と座れる場所が欲しい」

そんな「そこでどう過ごしたいか」から考えられるのも、造作ならではの良さです。

【造作だから、できること】

既製品の場合は、家に合うサイズやデザインの商品を探すことになります。

造作はその逆。

その場所に合わせて、一からつくることができます。

空間にぴったり合わせる。
使う人に合わせて高さを考える。
周囲の壁や床、窓とのバランスを整える。

このお家、この場所、この暮らしのためにつくるからこそ、同じものはどこにもありません。

一からつくることで生まれる「唯一無二の価値」が、造作の魅力だと私は考えているのです。

【家具だけではない、暮らしに合わせた造作】

造作というと、棚や収納などの「造作家具」をイメージする方も多いかもしれません。

でも、家づくりでできる造作はそれだけではありません。

例えばキッチンのカウンターテーブル。

食事をしたり、ちょっと腰掛けて話をしたり。
キッチンの近くにひとつ居場所があることで、家族の過ごし方も変わります。

壁掛けテレビのためにつくった壁では、テレビを掛けるだけではなく、配線ができるだけ見えないように工夫することもできます。

階段下のスペースを活かして、落ち着いて過ごせるヌックをつくることもあります。

窓際のベンチも、キッチンカウンターも、テレビまわりも、階段下のヌックも、形や用途はそれぞれ違います。

でも、考え方は同じです。

「ここに何をつくるか」だけではなく、

「ここを、どう使う?」
「ここで、どう過ごす?」

そこから考えていきます。

【大工がつくるから、家の一部になる】

造作は、図面を描けば完成するものではありません。

実際の現場で寸法を確認し、木材を加工し、何度も合わせながら大工が形にしていきます。

数ミリを調整したり、周囲との納まりを確認したり。

そうした大工の仕事を重ねながら、お家の一部として仕上げていきます。

建徳には社員大工がいます。

お家を建てるだけではなく、そのお家での暮らしを想像しながら、一つひとつ形にしていく。

それも、私たち建徳が大切にしている家づくりのひとつです。

【どう使う?どう過ごす?から考える家づくり】

家づくりでは、間取りや性能、デザインなど、考えることがたくさんあります。

もちろん、どれも大切です。

でも、その先にあるのは毎日の暮らし。

朝、どこで過ごすのか。
家族とどこで話すのか。
一人でゆっくりしたいとき、どこに座るのか。

そんな日常まで想像してみると、その家に本当に必要な場所が見えてくることがあります。

既製品の中から選ぶだけではなく、その家族のためにつくるという選択肢。

「こんな場所があったらいいな」

そんな想いを、大工の手で形にできることも注文住宅の楽しさです。

建徳では、家に暮らしを合わせるのではなく、
そこで暮らす人に合わせた家づくりを大切にしています。


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2026/09/16  | ブログ,性能,日記

ボルトについた、この印は何?建徳が「締めて終わり」にしない理由

 いよいよ今週末9/12日(土)に沼田花火が開催されます。

 実行委員会の方々が2月頃から、開催に向けて安全対策やエンターテインメント性など様々な課題をクリアして、本番間近になりまたね。

長い時間、委員会で熱い議論を繰り返してここまできましたので、最後まで気を緩めずに頑張って頂きたいです。

今週は雨雲が心配ですが、当日天気になってくださーい。


さて表題の

家づくりの現場を見ていると、完成してからでは分からない小さな工夫がたくさんあるのです。

今回ご紹介するのは、その中のひとつ。

建て方の際、羽子板ボルトを締めたあとに、建徳の大工がペンで印をつけています。

「この印、何のため?」

そう思う方もいるかもしれません。

実はこの小さな印にも、きちんと理由があります。

【羽子板ボルトは「強く締めればいい」わけではありません】

建徳では羽子板ボルトを施工するとき、

仮締め → 本締め → ペンでチェック

という順番で作業しています。

最初から一か所を強く締め切ってしまうのではなく、まずは仮締め。

全体の状態を確認しながら本締めしていきます。

考え方としては、車のタイヤ交換でホイールナットを締めるときと似ています。

一か所だけを先に強く締めてしまうと、まだ締めていない側が浮き、全体が均等に固定されないことがあります。

だから、順番を見ながら締めていくんですね。

そして、最後に大切にしているのが、本締め後のペンチェックです。

建て方は、一人の大工だけで行う仕事ではありません。

複数の大工がそれぞれの場所で作業を進めていきます。

だからこそ、

「誰かが締めたはず」
「もう確認してあるだろう」

という思い込みをなくすことが大切です。

本締めと確認が終わったボルトに印を残しておけば、確認済みであることが目で見て分かります。

確認したことを、見える形にする。

そのための印なんですね。

弊社建徳は、大工が手間をかけて仕事をすることは当たり前だと考えています。

ただ、「丁寧にやっています」だけではなく、

誰が見ても確認できるようにしておくことを心がけています。

仮締めをする。
本締めをする。
そして、確認した印を残す。

一つひとつは小さなことですが、お家造りはこうした作業の積み重ねでできています。

完成すると見えなくなってしまう部分だからこそ、建築中にどう施工し、どう確認しているか。

建徳では、これからも一つひとつの工程を確実に積み重ねながら、家づくりを続けていきます。


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2026/09/07  | ブログ,性能,日記

工務店を選ぶとき「誰がつくるか」まで見ていますか?

家づくりを始めると、いろいろな工務店や住宅会社を比較すると思います。

断熱性能はどうか。
耐震性能はどうか。
どんな間取りを提案してくれるか。
デザインは好みに合うか。
そして、予算に合っているか。

どれも大切なことです。

でも、もう一つ知っておいてほしいことがあります。

「実際に、自分たちの家をつくるのは誰なのか?」

ということです。

完成見学会やモデルハウスを見る機会はあっても、実際に現場で家をつくっている大工まで見る機会は、意外と少ないかもしれません。

でも建徳では、「誰が、どうつくるか」も家の品質を左右する大切な部分だと考えています。

大工は、図面通りにつくるだけではありません

図面には、家を建てるために必要な寸法や仕様が細かく書かれています。

では、大工はその図面を見ながら、その通りにつくればいいのでしょうか。

実際の現場は、そんなに単純ではありません。

寸法を測る。
印をつける。
木材を加工する。
実際に合わせる。
そして、もう一度確かめる。

こうした作業を繰り返しながら、一つひとつ家を形にしていきます。

木も一本一本同じではありません。

木目も違えば、反りやクセもあります。

部材同士がどう納まるのか、その後に入る電気や設備などの工事に問題はないか。

目の前の作業だけではなく、その先まで見ながら仕事をする。

それも大工の仕事です。

建徳が社員大工を大切にしている理由

建徳には、日々現場で家づくりを行う社員大工がいます。

社員大工の良さは、単に「自社の大工が施工します」ということだけではありません。

設計、現場監督、大工が普段から近い距離で仕事をしているため、何か気になることがあればすぐに相談できる。

現場で見つけた改善点があれば、次の家づくりに生かす。

「建徳では、どういう家をつくりたいのか」という考え方も共有していく。

こうした積み重ねができることを、私たちは大切にしています。

家は一人ではつくれません。

大工だけでなく、電気、設備、内装など、たくさんの職人が関わります。

だからこそ、自分の仕事だけを終わらせるのではなく、次に仕事をする人のことまで考えて納めることも大切になります。

技術を、次の世代へ

建徳が社員大工を大切にする理由は、もう一つあります。

それは、大工の技術を次の世代につないでいくこと。

大工の仕事には、図面や教科書だけでは伝えきれないことがたくさんあります。

木の見方。

道具の使い方。

きれいに納めるための考え方。

現場で「何かおかしい」と気づく感覚。

経験を積んだ大工と若い大工が一緒に現場に立ち、実際の仕事を通して覚えていく。

家をつくるだけでなく、これから先も家をつくれる人を育てていく。

地域の工務店として、それも私たちの大切な仕事だと思っています。

工務店選びでは、大工のことも聞いてみてください

これから注文住宅を建てる方が工務店を比較するとき、性能や価格、デザインだけではなく、こんなことも聞いてみてください。

「実際に家をつくる大工さんは、どんな人ですか?」

「普段、どんな体制で現場をつくっていますか?」

「施工中の現場を見ることはできますか?」

完成した家を見るだけでは分からなかった、その会社の家づくりが見えてくるかもしれません。

私たち建徳も、完成した家だけを見てほしいとは思っていません。

むしろ、家が完成すると隠れてしまう途中の工程や、そこで働いている大工たちの姿も見てほしいと思っています。

「誰がつくるか」まで、家づくり。

性能も大切。

間取りも大切。

デザインも、価格も大切です。

でも最後に、その図面を本当の家にしていくのは人です。

大工の仕事は、つくるだけじゃない。

見て、考えて、確かめる。

その一つひとつの積み重ねが、一棟の家になっていきます。

群馬県沼田市を中心に家づくりをしている建徳では、設計や性能だけでなく、実際に現場で「誰が、どうつくるか」まで大切にしています。

工務店選びをしている方は、ぜひ完成した家だけでなく、その家をつくっている人にも目を向けてみてください。


お家造りは分からない事だらけ。

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2026/08/31  | ブログ,性能,日記

その間取り、冬の寒さまで考えていますか?

お盆明けから少し涼しくなったと前回お伝えしましたが、ここ数日はまた残暑が厳しい日が続いていますね。

朝晩は少しずつ秋の気配を感じるものの、日中はまだまだ真夏のような暑さです。

体調を崩さないよう、水分補給をしながらもうしばらく続く暑さを乗り切りたいですね。


暖かい家をつくる間取りの考え方

「明るくて広いLDKにしたい」
「大きな窓から景色を眺めたい」
「開放感のある吹き抜けがほしい」

せっかくお家を建てるなら、そんな希望を叶えたいですよね。

でも建徳では、間取りを考えるときにもう一つ大切にしていることがあります。

それが、

「この家で、冬をどう過ごすか」

ということ。

特に沼田市や利根沼田地域で家を建てるなら、冬の寒さを抜きにして間取りを考えることはできません。


間取りと暖かさは、別の話ではありません

「暖かい家なら、高気密高断熱にすればいい」

もちろん、断熱性能や気密性能はとても大切です。

でも、それだけで実際の暮らしの快適さが決まるわけではありません。

例えば、大きな窓。

明るく開放的で、外の景色も楽しめます。

その一方で、窓は室内の温熱環境に大きく関係する部分でもあります。

だから、

どこに、どのくらいの大きさの窓をどこにつくるのか。

間取りを考えるときには、デザインや動線だけでなく、こうしたことも一緒に考える必要があります。


冬の日差しを、上手に取り入れる

寒い冬でも、晴れた日の窓辺は暖かく感じますよね。

これは、窓から入ってくる太陽の熱によるものです。

土地の条件が合えば、冬の日差しを上手に室内へ取り込むことで、その暖かさを暮らしに生かすことができます。

そのため建徳では、

土地の向きはどうか。
周囲にどんな建物があるか。
どこから太陽が入るのか。
家族がどこで長く過ごすのか。

そんなことまで見ながら間取りを考えていきます。

反対に夏は、強い日差しをどう遮るかも大切です。

冬は取り入れ、夏はできるだけ遮る。

一年を通して快適に暮らすためには、季節による太陽の違いまで考えておく必要があります。


「吹き抜け=寒い」「大きな窓=寒い」ではありません

家づくりを調べていると、

「吹き抜けは寒い」
「大きな窓は寒い」

という話を見かけることがあります。

でも建徳では、それだけを理由に諦める必要はないと考えています。

大切なのは、

断熱・気密・窓・日射・冷暖房・間取りを、バラバラに考えないこと。

吹き抜けには吹き抜けの良さがあります。

大きな窓にも、明るさや景色、庭とのつながりといった魅力があります。

だから「できる・できない」ではなく、

どうすれば、この地域で快適に実現できるのか。

そこを考えるのが私たちの仕事です。


その土地、その家族に合った間取りを

SNSには、素敵な間取りがたくさんあります。

でも、その間取りがそのまま自分たちの家に合うとは限りません。

土地の向きも違えば、周囲の建物も違う。

太陽の入り方も、見える景色も違います。

そして何より、そこで暮らす家族が違います。

だから建徳では、

「人気の間取りだから」ではなく、
「この土地と、この家族ならどうするか」

から考えます。

家事動線や収納だけでなく、光や暖かさ、そして実際の暮らしまで想像して間取りをつくっていく。

それが、地域で家づくりをしている建徳が大切にしていることです。


いい間取りは、見た目だけでは決まりません

開放的なLDKも、大きな窓も、吹き抜けも。

やりたいことを最初から諦める必要はありません。

ただ、見た目だけで決めるのではなく、

その土地、その地域、そしてそこで暮らす家族に合っているか。

そこまで考えて初めて、長く暮らしてからも「この間取りでよかった」と思える家になるのではないでしょうか。

「この土地なら、どんな間取りがいい?」
「吹き抜けにしたいけれど、冬の寒さが心配」

そんな段階でも大丈夫です。

まだ間取りが決まっていなくても、建徳までお気軽にご相談ください。


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有限会社建徳(けんとく) 群馬県沼田市を中心に、県内全域(前橋・高崎・渋川など)で耐震等級3・高気密高断熱(UA値0.28・C値0.3)の注文住宅を手掛ける工務店です。

2026/08/24  | ブログ,性能,日記

高気密高断熱なのに寒い家?暖かい家づくりで本当に大切なこと

 夏休みも終わり、本日から通常営業です。

お盆明けになり作業しやすい温度になりましたので、現場で働く職人には良い季節になりました。今までは猛暑で作業が遅延していましたがこれからは、生産性が向上することに期待しています。


さて、表題の、

「高気密・高断熱の家なら、冬は暖かいですよね?」

家づくりのご相談をしていると、こうした話になることがあります。

もちろん、断熱性能や気密性能は、暖かく快適な家をつくるうえでとても大切です。

でも、断熱材の種類や厚さ、カタログに書かれた性能だけで、実際に住んだときの暖かさが決まるわけではありません。

私たち建徳が大切だと考えているのは、「何を使うか」だけでなく、「現場でどう施工するか」ということです。

「高性能な断熱材を使えば安心」ではありません

家の断熱性能を高めるためには、屋根や壁、床などを断熱材で包んでいきます。

ただ、どんなに性能の良い断熱材を使っても、施工したときに小さな隙間ができてしまえば、本来の性能を十分に発揮できないことがあります。

例えば、屋根の断熱材と壁の断熱材のわずかな隙間。

配管や配線が通る部分。

柱と床など、部材同士が取り合う部分。

完成してしまえば見えなくなる場所ですが、こうしたところを一つひとつ丁寧に処理していくことが、実際の家の性能につながっていきます。

家の性能は「会社の名前」だけでは決まりません

家を建てる会社を選ぶとき、有名な会社だから安心、という考え方もあると思います。

もちろん、会社の規模や知名度も一つの判断材料です。

ただ、断熱や気密という点では、それだけで家の性能が決まるわけではありません。

大切なのは、その会社がどんな考え方で設計し、現場でどんな施工をしているのか。

建徳のような地域の工務店でも、必要な性能を考え、施工方法を決め、現場で一つひとつ確認していくことで、高気密高断熱の家をつくることはできます。

むしろ私たちは、完成すると隠れてしまう部分こそ、見ていただきたいと思っています。

小さな隙間を、一つひとつ丁寧に

気密施工は、完成した住宅を見ただけではほとんど分かりません。

屋根まわりの処理。

断熱材と断熱材の隙間。

柱と床の取り合い。

配管が貫通する部分。

こうした細かな部分を気密テープや適切な材料で処理していきます。

一ヶ所だけを見れば、本当に小さな仕事です。

でも家一軒には、こうした場所がたくさんあります。

だからこそ建徳では、「このくらいなら大丈夫だろう」を積み重ねないことを大切にしています。

大工や職人が現場で行う一つひとつの仕事が、最終的な家の性能をつくっていくからです。

暖かい家には「窓」も大切です

もう一つ、暖かい家を考えるうえで忘れてはいけないのが窓です。

壁や屋根の断熱だけではなく、窓の性能や大きさ、配置などによっても室内環境は変わります。

だから建徳では、単純に「断熱材をたくさん入れれば暖かい」とは考えていません。

断熱、気密、窓、日射、間取りなどを一緒に考えながら、その家に合った方法を検討することが大切だと考えています。

最後は「測って確認する」

ここが、とても大事なところです。

どれだけ丁寧に施工したつもりでも、本当に隙間の少ない家になっているかどうかは、見た目だけでは分かりません。

だからこそ、気密性能は実際に測定して確認します。

「高気密住宅です」と言うだけではなく、実際に建った家を測って確かめる。

施工した結果を確認し、次の家づくりにも生かしていく。

建徳では、こうした積み重ねを大切にしています。

「高気密高断熱」という言葉だけで選ばないでほしい

今では「高気密高断熱」という言葉を、いろいろな住宅会社で目にするようになりました。

だからこそ、これから家を建てる方には、その言葉だけではなく、

「実際には、どうやってその性能をつくっているんですか?」

と聞いてみてほしいと思います。

どんな断熱材を使っているのか。

気密はどうやって確保しているのか。

窓はどう考えているのか。

そして、完成した家の性能を実際に測っているのか。

こうしたところまで確認していくと、住宅会社による家づくりの考え方の違いが見えてきます。

暖かさは、完成すると見えなくなるところから

完成した家では、断熱材も気密テープもほとんど見えません。

でも、冬の寒い日に家の中で過ごしたとき、その違いは暮らしの中に表れてきます。

私たち建徳がつくりたいのは、単に「高気密高断熱」という名前が付いた家ではありません。

利根沼田の冬を知る地域の工務店として、実際に暮らしたときに「この家、暖かいな」と感じてもらえる家をつくりたい。

そのために、見えなくなるところまで丁寧に施工し、最後は測って確認する。

そんな当たり前の積み重ねを、これからも大切にしていきます。

家の断熱や気密について、「自分たちの場合はどこまで必要なんだろう?」と疑問がありましたら、家を建てると決める前でも構いません。お気軽に建徳へご相談ください。


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2026/08/17  | ブログ,性能,日記

「群馬 工務店」 薬剤を使わない、シロアリ予防。エコボロンPRO+アルトリセットの防蟻の考え方

だんだんと春の季節になってきました。

暖かくなり、過ごしやすくなりますが、この時期は花粉もすごくなりますよね。

私は先週耳鼻科に行き、薬をもらってきましたが外に出るのが怖いです・・。

本日は「エコボロンPRO+アルトリセット」と「eことアル工法」について、現場目線で噛み砕いてお話ししたいと思います。

家は家族を守る。
建徳の「6つの高品質」宣言 防蟻性能その2

前回の続き


薬剤を使わない防蟻の考え方

「薬剤を使わない」って、何もしないって意味じゃない

まず最初に、ここは誤解が多いので言い切りますが、「薬剤を使わない=防蟻をしない」ではないです。

むしろ逆で、「薬に頼り切らずに、家の弱点をつぶしていく」という発想に近いです。

あなたが不安に思うのはこんな感じではないですか?

・小さい子がいるので、室内に残るものが心配

・ペットが床を舐めたりするから、できるだけ刺激は減らしたい

・昔の防蟻のニオイが苦手だった

・「効き目が切れたらまた撒く」のが、ずっと続くのが不安・・等

シロアリは怖い。

でも、家の中に強い薬のイメージが残るのも嫌。

だからこそ、建徳では「家族の暮らしの安心」と「害虫への対策」を両立させるために、エコボロンPRO+アルトリセット(eことアル工法)の考え方で防蟻を組み立てています。

シロアリが寄ってくる家の共通点?

そもそもシロアリは「木が好き」というより「湿った環境が好き」

よく「シロアリって木を食べるんですよね?」と聞かれます。

もちろん木も食べます。

でも現場で怖いのは、湿気が溜まって木がじわっと湿ったときに、一気に条件が揃うこと。

例え話をすると、カチカチのフランスパンを毎日かじるより、しっとり柔らかいパンの方が食べやすいですよね。

シロアリも同じで、乾いた木より、湿って柔らかくなった木の方が「食べやすい」んです。

だからお家の防蟻って、白アリ

だけの話じゃなくて、床下の湿気・結露・水漏れとセットで考えないと危ないんですね。

エコボロンPRO+アルトリセットの役割分担

名前だけ並ぶと分かりにくいので、役割をシンプルに整理します。

・エコボロンPRO:木材側を食べ続けられない状態にする
空間に強いニオイで追い払う、というより、木そのものを守るイメージです。

・アルトリセット:侵入経路(通り道)を減らす・止める
シロアリが入りやすい“隙間”や“取り合い部”を、納まり(部材の合わせ方)も含めて詰めていく考え方。

つまり、木を守る(エコボロン)+入口をつぶす(アルトリセット)の二段構え。

べた基礎でも怖いのは「配管まわりのスキマ」

べた基礎でも、防蟻の成分がどうこうより、被害の入口になりやすいのは、

・配管の貫通部(基礎を貫くところ)

・基礎と土台の取り合い

・勝手口や土間と木部の境目

・基礎の物を立てかけたり等です。

図面では線一本なんですけど、実際はコンクリート・木・金物・断熱材・気密部材が密集します。

混雑が多いほど、スキマが生まれやすいので、その1mm〜数mmが、シロアリには十分な入口になってしまいます。

例えば、防犯で窓に鍵をしてなかったら、窓が少し開いてたら意味が薄い…みたいな事です。

防蟻も同じで、材料と納まりがセットじゃないと、安心感が続きません。

eことアル工法の流れ

eことアル工法の「どこで差が出るか」

細かい施工手順を全部書くと専門用語だらけになるので、あなたがイメージしやすい形に絞ります。

ポイントは「最初にやるべき順番」です。

① まず木部を守る(エコボロンPROの考え方)
土台・大引き・根太など、シロアリが狙いやすい木部に散布。

(配管周り、基礎内側部分ももちろん散布します。)

② 次に通り道を潰す(アルトリセットの考え方)
基礎外周部(外面)の土壌に散布。

(ぐるっと一周し、雨などでも流されません)

③ 仕上げとして「床下がジメジメしない条件」をつくる
防蟻は材料施工で終わりじゃなく、床下の湿気が上がる要因(排水・換気・結露)を減らす設計とセットで成立します。

この順番が崩れると、「材料はいいのに、弱点が残る」という一番もったいない状態になりやすいのです。

住んでからの「湿気トラブル」が本当に怖い

新築時にきっちり対策していても、住んでから湿気が上がるとリスクは上がります。

原因として多いのは、

・夏のエアコン

・窓周りの雨仕舞い

・床下換気等です。

ここはハッキリ言いますが、「防蟻をやったから一生安心」ではないです。

だからこそ、設計(点検口の位置、床下に入れる計画)や施工、湿気が溜まりにくい断熱気密の考え方が重要なんです。

打ち合わせのチェック基準

シロアリ対策(防蟻)を比較するとき、細かい成分表を見るより、まずはこの4つだけ押さえてください。

① 何を塗布するのか?
高気密が主流の中、揮発はどの程度?化学物質は?発がん性は?

② 施工範囲が明確か
配管まわり、基礎の貫通部、土間と木部の境目。ここを弱点として挙げられるか。

③ 湿気の目配りがあるか
床下の湿気・結露・水漏れの想定があるか。防蟻だけ切り離して話す会社は、将来リスクの説明が薄いことが多いです。

④ 点検しやすいか
点検口の位置、床下に入れる計画。住んでからの“早期発見”は、結局ここで決まります。

まとめ:自然素材の防蟻で大事なこと

薬剤に頼らない安心は、「施工の丁寧さ」と「湿気を考えた設計」でつくる

「薬剤を使わない安心」は、派手さじゃなくて地味なところです。

・木を守る(エコボロンPROの考え方)

・入口をつぶす(アルトリセットの考え方=eことアル工法)

・床下をジメジメさせない(結露・水漏れ・換気の目配り)

・点検できる(住んでからの小さな異変を拾える)

防蟻は白アリの話に見えますが、実は暮らしの安心の話です。

ご家族が気持ちよく暮らすために、見えないところほど、こだわるです。

よく聞かれる質問

Q:新築でもシロアリ対策は必要?
A:必要です。新築は木が新しいから安全…ではなく、床下の湿気条件や侵入口の有無でリスクが決まります。特に配管の貫通部や土間と木部の取り合いは、新築でも入口になりやすいので要注意です。

Q:薬剤を使わない防蟻って、効果が弱い?
A:何で効かせるかが違うだけです。木材側を守る(エコボロンPROの考え方)+侵入経路を潰す(アルトリセットの考え方)のセットで成立します。

Q:点検はどれくらい大事?
A:かなり大事です。住んでからの小さな水漏れや結露は気づきにくいので、床下を点検できる計画(点検口の位置、入れる環境)があると早期発見につながります。


有限会社建徳(けんとく)は、群馬県沼田市を拠点に、前橋・高崎・渋川など県内全域で注文住宅を手がける工務店です。

私たちは、耐震等級3(許容応力度計算)と、高気密高断熱(目標:UA値0.28/C値0.3)を軸に、完成してからは見えなくなる部分(構造・断熱・気密・防蟻)まで丁寧に整える家づくりを大切にしています。

不安を煽るより、ちゃんと判断できる材料を増やす。

建徳はそこを一番大事にしています。


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2026/03/18  | ブログ,性能,日記

「群馬 工務店」新築のシロアリ対策、エコボロン工法と落とし穴

「群馬県の気温差と床下の湿気リスクに備えるために必要な、新築時のシロアリ対策(防蟻)とエコボロン工法の重要性について、沼田市の工務店・建徳が現場目線で解説します」

 家は家族を守る。
建徳の「6つの高品質」宣言 防蟻性能その1

朝、会社に向かう道中の田んぼにうっすら白く雪が残っていて、「これからが本番かな」と。

冬は空気が乾いて気持ちいい反面、家の中と外の温度差が大きいので、床下や壁の中みたいな「見えない場所」の状態が気になりやすい季節です。

実はこの温度差が曲者で、暖房を入れ始める時期って、家の中の水蒸気の動き方がガラッと変わります。

窓だけじゃなく、床下や配管まわり、壁の中で「じわっと湿るポイント」ができやすい。

虫の話って春っぽいけど、準備は冬のうちなんですよね。

群馬県沼田市を拠点に家づくりをしている工務店、建徳(けんとく)です。

今日は「シロアリ対策は新築時が勝負! 群馬で選ばれるエコボロン工法」と「薬剤を使わない安心を。自然素材の防蟻施工とは」について、現場目線で噛み砕いてお話しします。

結論:防蟻は「新築時が勝負」です


まず結論から。

シロアリ対策は、建ててからより建てる前(完成前)の方が、手間もムダも少なくて確実です。

よくある誤解はこのあたり。

  • 新築なら当分大丈夫
  • 薬剤を撒けば安心(=それで終わり)
  • 虫の話は住んでから考えればいい

でも実際は、新築でも「湿気」と「侵入できるスキマ」がそろうと来ます。

完成してからは床下に配管や設備が増えて手が入りにくいし、壁の中は触れません。

だからこそ、最初に入ってほしくない条件を整えるのが合理的です。

エコボロン工法:空間に撒くより「木に効かせる」考え方

建徳で採用しているのが、ホウ酸系(ボロン)を使ったおなじみのエコボロンPROです。

ここは言葉が難しく聞こえるので、イメージで言うと「匂いで追い払う」より「木材そのものを食べ続けられない状態にする」発想。

だから「薬剤を使わない安心」という表現も、何もしないではありません。

暮らしの中で不安が少ない方向の材料を選びつつ、虫にはちゃんと効かせる。

安心感って、こういうバランスで作るものだと思っています。

群馬で大事になりやすいのは「湿気の溜まり方」

群馬はエリア差もありますが、冷え込みと季節の切り替わりで、見えない場所に湿気が溜まりやすい場所があります。

シロアリは湿っている所が好きなので、防蟻は虫だけの話じゃなく、湿気のコントロールとセットで考える方が安全ですね。


落とし穴:材料より怖いのは「スキマ」と「住んでからの湿気トラブル」

現場で本当に怖いのは、「いい材料を入れたから安心」と思ってしまうこと。

侵入経路になりやすいのは、配管の貫通部や基礎と土台の取り合いの小さなスキマです。

例えるなら、

防犯で高性能な鍵を付けても窓が少し開いてたら意味が薄い、みたいな話。

防蟻も同じで、材料と入り口をつぶす納まりがセットじゃないと安心感が続きません。

もう一つの落とし穴が、住んでからの

  • 「水漏れ」
  • 「設備まわりの結露」
  • 「床下換気不良」。

これで床下の湿気が上がると、リスクは上がります。

つまり、防蟻は施工で終わりじゃなく、家としての状態管理まで見据えるのが大事です。

建徳の考え方:エコボロン+アルトリセットの役割分担

建徳では、木部への対策(エコボロン)に加えて、侵入経路をつぶす考え方としてアルトリセット200SCも組み合わせています。

言い方を変えると、

  • 木を守る(エコボロンPRO):食べ続けられない状態をつくる
  • 通り道を作らない(アルトリセット200SC):侵入経路となるスキマを減らす・止める

この二段構え。(eことアル工法)

どっちがすごいかより、「安心が続く形になっているか」を優先しています。

あなたが判断しやすいチェック防蟻チェック基準

打ち合わせで、ここだけ押さえると判断がラクになります。

  • 施工範囲が明確か(どこまで処理するか)
  • 貫通部の納まり説明があるか(スキマ対策)
  • 湿気への目配りがあるか(換気・排水・将来の水漏れ想定)
  • 点検しやすいか(点検口の位置、床下に入れる計画)
  • メンテの考え方があるか(やりっぱなしにしない)

まとめ:防蟻は「安心を長持ちさせる設計」です

シロアリ対策は、単なる虫の話ではありません 。

新築時に、見えないところを先回りして整える。これが一番ムダが少なく、住んでからの不安も減ります。

材料名だけで判断せず、「スキマ・湿気・点検性」をセットで見る。

ここを外さないのが、安心への近道です。


有限会社建徳(けんとく)は、群馬県沼田市を拠点に、前橋・高崎・渋川など県内全域で注文住宅を手がける工務店です。

私たちは、耐震等級3(許容応力度計算)と、高気密高断熱(目標:UA値0.28/C値0.3)を軸に、完成してからは見えなくなる部分(構造・断熱・気密・防蟻)まで丁寧に整える家づくりを大切にしています。

不安を煽るより、ちゃんと判断できる材料を増やす。

建徳はそこを一番大事にしています。


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2026/01/31  | ブログ,性能,日記

【群馬工務店】気密測定は2回が常識?沼田市の工務店が教える『失敗しない家づくり』の裏側

「群馬県の厳しい寒さを克服するために必要な、耐震等級3と高気密高断熱の重要性について、沼田市の工務店・建徳が解説します。」

 家は家族を守る。
建徳の「6つの高品質」宣言 断熱気密性能その3

前回の続き

今朝の沼田は、外に出た瞬間に「空気が硬い…」って感じる冷え方でした。

車のガラスがうっすら凍って、霜取りしてから出発。冬の現場って、こういう小さい戦いの連続なんですよね。

私の実家では「暖房つけても足元が冷える」「部屋ごとに温度が違う」みたいな話を毎年しています。

原因はいろいろあるんですが、最後に効いてくるのが「すき間」だったりします。


群馬県沼田市を拠点に家づくりをしている工務店、建徳(けんとく)です。

今回は気密測定について「必要性」と「建徳は中間と完成2回。しかも無料」について、現場目線で噛み砕いてお話しします。


気密測定って何?

気密測定は、家の「すき間の量」を数値で確かめる検査です。

断熱が毛布だとしたら、気密は「窓が開いてないかチェックする」みたいな事です。

いくら高級な毛布でも、すき間が空いていたら寒い。家も同じです。

専用の機械で室内の空気を動かして、どれだけ外から空気が入ってくるかを測ります。

C値(すき間相当面積)という指標が代表で、ざっくり「家全体でどれくらいすき間があるか」。

小さいほどすき間が少ない、という理解でOKです。

気密の必要性は「暖かい」だけじゃない

気密が足りないと、暖冷房が効きにくいのはもちろんなんですが、実はもっと厄介なのが「換気が狙い通りに動かない」ことです。今の家は24時間換気が基本で、空気の入口と出口を決めて入れ替えます。

でも、すき間が多いと空気はラクなところ(すき間)から入ってしまう。すると、部屋や壁の中で湿気の動きが想定とズレて、結露の芽が増えやすいんですよね。

結露は窓が濡れるだけならまだ可愛いんですが、本当に怖いのは壁の中や天井裏など見えない結露。

カビや木の傷みに繋がると、直すのが大仕事になります。

気密は、将来の修繕リスクを減らすための土台でもあります。

建徳が「中間」と「完成」の2回、無料で測る理由

建徳では、気密測定を中間(工事途中)と完成(仕上げ後)の2回やります。しかも基本無料です。

理由ははっきりしていて、これは「自社大工のヒューマンエラー防止」のための確認なんです。

どれだけ丁寧にやっても、人がやる以上、納まりのクセや工程の重なりで「うっかり」は起きます。

  • 配線や配管の貫通部
  • 点検口、窓まわり
  • ユニットバス周り
  • 各気流止め…このへんは特に要注意。

だからこそ「測って、事実で確認する」。気密は気合いじゃなく、検査で管理するのが一番堅いです。

中間で測ると、原因が追いやすく直しやすい。

完成後に悪かったら、仕上げを壊さないと治せない事もありますから、手遅れになりやすいんです。

中間は早期発見の健康診断。完成は最終の成績表という感じですね。

ちなみに完成直前って、コンセント、換気ダクト、設備の取り合いなど、最後に穴が増える時期でもあります。

中間が良くても、最後の工程で悪くなることがある。

だから2回やる意味があります。

落とし穴:C値だけ追うと、別の不満が出る

ここははっきり言います。C値が良い=全部OK、ではありません。気密が上がるほど、換気計画(給気と排気のバランス)や給気口の位置が大事になります。数字だけを追って、給気が不快な場所に来てしまったり、メンテ(フィルター掃除)を放置すると、においがこもったり、空気が重く感じたりします。

気密測定は「高い点を取る競技」じゃなくて、暮らしのトラブルを減らすための確認作業。

数値を見て終わりではなく、家全体の動き(換気・湿度・温度)まで整えていくのが大事です。

まとめ:測るなら、直せるタイミングで。だから2回

気密測定の必要性は、快適さだけじゃなく、換気を計画通りに動かして結露リスクを減らすこと、将来の修繕リスクを抑えることにあります。

そして、測るなら1回より2回。

中間で「ヒューマンエラーを見える化」して直せる状態にし、完成で最終確認する。

これが、住んでからの「なんか寒い」「空気が変」を減らす近道です。


有限会社建徳(けんとく)は、群馬県沼田市を拠点に、前橋・高崎・渋川など県内全域で注文住宅を手がける工務店です。

私たちは、耐震等級3(許容応力度計算)と、高気密高断熱(目標:UA値0.28/C値0.3)を軸に、完成してからは見えなくなる部分(構造・断熱・気密・防蟻)まで丁寧に整える家づくりを大切にしています。

家は建てた後の方が長いので、「あとで困らない基準」を一緒に整理していきましょう。


お家造りは分からない事だらけ。

少しでも気になったらlineにて質問ください。(しつこい売り込みはしませんのでご安心を)

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2026/01/21  | ブログ,性能,日記