建徳協力会で静岡へ!
弊社建徳と協力会社で作られている「協力会 マイウス」
名前の由来は古代ローマ神話の春の女神マイアにちなんで名付けられました。マイアは豊穣の女神だそうで、
穀物が豊かに実ることや、物事が豊かな状態を指す言葉だそうです。
30年以上前から活動してるそうで、当時は五穀豊穣を願ってたのかなと思います。
それでは、「協力会 マイウス」の1泊2日の研修旅行の日記を書きます。
当日は、
朝早くの集合なのに、建徳の事務所前には不思議と「眠さ」よりも「ワクワク」が漂っていました。
「おはよう!」「今日楽しみだね」
普段は現場で黙々と作業する職人さんたちも、この日ばかりはいつもより柔らかい表情です。
令和7年11月22日・23日の1泊2日で、協力業者さんと一緒に静岡へ研修旅行に行ってきました。
学びがあって、笑いがあって、時々ちょっと真面目な話もあって――まるで「家族旅行」のようなあったかい時間になりました。
今回は、その様子を写真とともに振り返ってみたいと思います。
1日目|沼田を出発。最初から“家づくり仲間”の空気
朝6時15分、まだ薄暗い中でバスが到着。
普段の建徳の家づくりを支えてくれているメンバーが続々と集まります。
現場ではそれぞれプロとして厳しい目で仕事をしている人たちですが、バスに乗り込んでしまえば、もう同じ「旅の仲間」。
座席を決めるだけでちょっとした笑いが起きて、「ああ、やっぱり建徳の協力会はいいなあ」と感じるスタートでした。

三嶋大社|1200年以上の歴史に触れて、それぞれの大切さを思う
最初の目的地は静岡県三島市にある「三嶋大社」。
創建は奈良時代ともそれ以前とも言われる古社で、伊豆国一宮として古くから人々の信仰を集めてきました。
源頼朝が挙兵する際に戦勝祈願をした場所としても知られており、
「ここから歴史が動いたのか…」と、境内に立つだけで背筋がスッと伸びるような感覚になりました。

当日は何かのイベントだったのか、近くには行けませんでしたが、きれいに整えられた回廊や社殿の佇まいを眺めながら、ある大工さんがぽつりと一言。
「やっぱり、長く残る建物って“軒が出てたり、構造材が太い”からしっかりしてるんだよな」
家づくりにも通じる言葉に、周りのみんなも思わずうなずいていました。

沼津港|海の幸を前に、職人さんの表情もさらにやわらかく
お参りを終えた後は、しばらくバスに乗り沼津港で昼食タイム。
新鮮な海の幸が並ぶ店が立ち並び、あらかじめ予約した「武田丸」さんへ。
普段は寡黙な職人さんたちも、この時間はすっかり“食いしん坊モード”。
仕事の話だけでなく、家族の話や趣味の話で盛り上がり、
お互いの新しい一面を知るきっかけにもなりました。



韮山反射炉|世界遺産で感じる“技術を受け継ぐ”ということ
昼食後に訪れたのは、世界文化遺産「韮山反射炉」。
幕末期に大砲を鋳造するために造られた施設で、日本で現存する唯一の反射炉。
西洋から学んだ技術を日本の職人たちが必死に吸収し、試行錯誤しながら形にしていった場所。
レンガを積み上げた煙突や炉の構造を間近で見ると、現代は鉄骨で補強してあるが、当時の熱気が今も残っているような気がします。
「図面も今みたいにそろってなかっただろうに、よくここまで高く作れたよな」
「俺たちも、100年後に『これを建てた職人、すごいな』って言われる家をつくりたいね」
そんな会話が自然と出てくるあたり、やっぱりみんな“ものづくりが好きなんだな”と感じました。


ジャパン建材 川奈研修センター|大宴会
1日目の後半は、今回のメインでもある「ジャパン建材様 川奈研修センター」へ。
今回の旅行が計画できたのも「ハウスデポ北毛」さんの多大なるご協力のおかげで行ける事が出来ました。

テーブルには海の幸や静岡名物が並び、どの席も盛り上がりっぱなし。



「このメンバーだから現場がうまく回るんだよなぁ」
そんな言葉が自然と出てくるほど、建徳の協力会は“家族のようなチーム”です。
宴会の途中では、趣味の話がでて備え付けのピアノを弾いたりドラムをたたいたりして頂き、
笑いと拍手が絶えない温かい夜になりました。

普段は照れ屋な大工さんが意外と面白い一面を見せたり、
いつも静かな人が急に饒舌になったり…そんなギャップもまた宴会の醍醐味です
料理も豪勢で大変おいしく頂きました。

2日目|歴史ある建築と海辺の街を巡る
久能山東照宮|国宝建築の細部に、大工魂が・・・
2日目の最初に向かったのは「久能山東照宮」。
山の奥地に建造されていますのでその場所に行くまでにロープウェイに乗って移動。


徳川家康公を祀る社殿は国宝に指定されており、極彩色の彫刻や、細部まで丁寧に施された装飾が見どころです。

一歩足を踏み入れると、柱一本、扉一枚に至るまで、ため息が出るほどの手仕事。
大工さんたちは時間を忘れて細部に目を凝らしていました。
「この彫り物、どうやって仕上げたんだろう…」
「現代の道具がなくても、ここまでできるんだな」
長い年月を経ても多くの人を惹きつける建築物は、やはり“本気の仕事”の積み重ねなんだと実感します。
エスパルスドリームプラザ|自由時間は家族へのおみやげ探し
お昼は清水港にある「エスパルスドリームプラザ」へ。
海沿いの商業施設で、飲食店やお土産屋さんなどが並び、自由散策にはぴったりの場所です。
各自好きなお店で昼食をとり、「子どもに何を買って帰ろうか」と真剣に悩むお父さん職人の姿も。
誰かのためにお土産を選ぶ時間って、その人の優しさがにじみ出る瞬間だなと感じましたね。
帰り道|「また一緒にいい家をつくろう」そんな気持ちになるバスの中
帰りのバスの中は、皆さんお疲れモードでしたね。
旅行話で盛り上がる人、静かに景色を眺める人、寝てる人。
それぞれ思い思いに旅の余韻を楽しんでいました。
「来年はどこ行く?」「今度は今回これなかったメンバーも連れてきたいね」
そんな会話が自然と出てくるのは、日頃から現場で支え合っている仲間だからこそだと思います。
今回の静岡研修旅行を通して、改めて感じたのは、社長が築いた建徳は手前味噌ですが「いい会社」だとな思いました。創業50年を迎えられた事は伊達ではないと思いましたね(笑)。
- 仲間を大切にして、よく笑う
- 新しいことを学ぶのが好き
- 施主さまの暮らしを真剣に考えている
- 自分の仕事に、ちゃんと誇りを持っている
そんな人たちが集まっているからこそ、家づくりの現場も自然と明るくなるんだと思います。
「建徳って、なんだかいい会社だな」「こんな仲間と一緒に働いてみたいな」
もし少しでもそう感じていただけたら、とてもうれしいです。
これからも、協力業者さんたちと力を合わせて、群馬での家づくりに真剣に向き合っていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。




